東京駅から徒歩圏にある星のや東京とアマン東京は、どちらも魅力的で隣接している施設です。
滞在してみた感想は、このふたつの施設はエリアは同じでも全く異なる楽しみ方があるということです。
雅楽が好き。
温泉が好き。
日本酒が好き。
日本の旅館のサービスが落ち着く。
建物に入ったら、靴を脱ぎたい。
ターンダウンサービスを受けるのが好き。
ホテルのプールで泳いだり、ジムを利用したい。
朝食はレストランでいただきたい。
宿泊をしない友人とラウンジでおしゃべりしたい。
部屋にこもってパートナーとゆっくり過ごしたい。
あなたはどちらのタイプですか?
星のや東京の楽しみ方
エントランスをくぐると、素敵な模様の壁紙・・・と思ったら靴箱です。こちらで靴を脱ぎ、館内は畳の上を歩きます。入口の正面には季節にあったデコレーションがされています。
※靴下やストッキング何を履いていくか、気にした方が良いですね※
こちらは各フロアにあるお茶の間ラウンジ。宿泊者が宿泊しているフロアに限って利用できるスペースです。客室とお茶の間ラウンジを自宅でくつろいでいるときのように行き来できるよう客室はオートロック機能をオンオフできるのも特徴です。
お茶の間ラウンジにはスタッフの方がいらっしゃって飲み物や食べ物をふるまってくださいますが、いらっしゃらない時はセルフサービスです。冷凍庫にはアイスと冷凍ミカン。自宅でごろごろとくつろぐようにお茶の間ラウンジから離れられなくなります。
こちらは何に見えますか?
青い部分は空です。そしてこの空が見えるのが星のや東京の大浴場です。大浴場の一部には、このように煙突のような長い部分があります。この青く見える部分は屋根がついていません。雨の日、雪の日は直接湯船にふり込んでくるため好みが分かれるとか?!
ビルの中にある温泉ですが、外からは見えないよう工夫されています。1月の寒い日に利用しましたが、外気が入ってきて長湯してものぼせずに済みました。
大浴場には天井が高い場所と天井が場所があります。天井が低い方は、少し薄暗いですが、雨が降りこむ心配はありません。瞑想など適していますが、のぼせてしまうかもしれません。
桜ダブルの客室です。広々としたバスルームがついていて40平米ほどの部屋です。
バスルームがガラス張りになっているため広く感じます。
ボタンひとつでバスルームがすりガラスのようになります。
朝のお茶の間ラウンジでふるまわれるのはお味噌汁とお結び。このお結びはスタッフの皆さんが朝握っているそうです。とても美味しいお結びでした。この写真に写っている窓ガラスの模様は、外からの目線を遮る効果があります。私は都心のホテルで周囲の建物からの視線が気になっていたため、この目隠しが一番気に入りました。
こちらは2階ロビーフロアで夜になると演奏される雅楽の一部です。
フルコーラスではありませんが、雰囲気をお楽しみください。
アマン東京の楽しみ方
アマン東京のロビーには季節の花が活けられます。
ロビーフロアにある宿泊客専用のライブラリー。高い天井はとてもかっこよいのですが、緊張してしまうのか、この部屋で長時間くつろぐという気分にはなれませんでした。とても美しい空間でした。
宿泊フロアです、間接照明が美しい通路でした。
客室。天然木がふんだんに使用された客室は心が落ち着きます。部屋の中でおこもりするのもこれだけの広さ(もっとも狭い部屋で71平米)があれば開放的な気分になれます。
客室の冷蔵庫の中身はターンダウン時の時に補充されました。冷蔵庫のドアポケットに入っている飲み物は有料ですが、それ以外はフリードリンクです。
客室からの風景です。周りに高い建物がないため、大変開放的です。
客室の浴槽は黒。外を眺めることができます。入浴剤の他にゆずが用意されていますので、ゆずをうかべて入浴することもできます。
ロビーの様子です。大変広く天井も高いため、丸の内のビルの中にいることを忘れてしまいます。
アマン東京のスパには大浴場が備わっています。もちろん水着を着用せずに入浴できます。
漆黒のプール。大変美しくため息が出てしまいます。朝6:30から利用できるプールですので、朝イチに利用しました。まだだれも利用していなかったため、この広さのプールを1人で泳ぎ、かなり贅沢な気分になりました。
アマン東京の朝食はビュッフェスタイルではありません。和食・中華(お粥)・アメリカンブレックファーストから選ぶことができ、それもおいしそうでした。
簡単ですが2つの施設の比較です。
好みが大きく分かれるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
私もどちらがいいというのではなく、どちらも施設の良さを満喫するという楽しみ方をしました。
どちらもホテルに入ったら、外に出る時間が惜しいと思うほどの居心地のよさです。
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