宮古空港(沖縄)から30分ほどはなれたところにあるシギラリゾート。
高級ホテルからカジュアルなホテルまで幅広く、用途に合わせて宿泊先を選べるシギラリゾート内にホテルシーブリーズカジュアル<宮古島>が開業しました。開業して4日目のシーブリーズカジュアルに泊まってきましたので、その感想をお伝えしたいと思います。
シーブリーズカジュアルとは
宮古空港から車で20分ほどの距離にあります。
レンタカーを借りる予定の方は、宮古空港で車を借りて移動されると良いでしょう。
もしもシギラリゾート内を満喫するのが今回の目的でしたら、一番お得なのはシギラグループのシャトルバス(無料)を利用することです。
※2019年5月11日追記
2019年3月30日に開港した『下地島空港』からもシャトルバスが運行されています。
下地島空港からシギラリゾートまでは27kmほど離れていること、シギラリゾート内の移動は無料シャトルバスがあることから、シギラリゾートのみに行く(宮古島内の観光はしないプラン)場合は、空港シャトルバスを利用するのが一番おすすめです。
空港送迎サービスには予約が必要です
公式サイトに次のような案内がありました。往復空港までの無料シャトルバスを使用される方は忘れずに予約を行ってください。
ホテル発(お帰り)のご送迎のみご予約が必要となります。
事前の電話予約またはチェックイン後のご予約も可能です。
ご希望される時間の送迎車が満席になる場合もございますので、お早めにご予約ください。総合予約センター(10:00~18:00/年中無休)
TEL:098-993-5385 / FAX:0980-76-3871
シーブリーズカジュアルの清潔感ある客室
全客室が23平米のツインベッドの部屋です。白と青の客室はさわやかで家具の配置が工夫されているため、実際の広さよりも開放感があります。沖縄の宿としては少し窮屈な広さかもしれませんが、ホテルは寝るだけ、外で遊ぶことが目的の旅であれば、贅沢といってもよいお値段以上の価値がある客室です。
写真の左手がクローゼット、右手が洗面・トイレ・バスがあります。
海に面した場所にあるホテルシーブリーズカジュアル<宮古島>ですが、客室から海の景色を眺められる部屋と、施設内のプールを眺められる部屋に分かれています。今回はもっともお得な客室カジュアルツインを選んだため、施設内のプールが見える客室でした。
ビーチのみえる開放的な景色で、あまり衣類を着用せずに過ごしたりしませんか?私は起きたばかりで窓から景色を見ようとして、はっと我に返りました。
念のためプールサイドから客室が見えるか確認してみました。
・・・低層階は特に丸見えです。
さすがに11月となれば宮古島もプールで泳ぐ人はいませんので、それほど気になりませんが、食事をプールサイドでいただくこともできるので、食事の時間帯は要注意!です。
お風呂からでたり、水着に着替える時など気を付けてくださいね。
逆に客室で気になるのはこのくらいでした。ツインベッドの部屋でしたが、浴槽とシャワーのあるお風呂とトイレ、洗面はそれぞれ分かれています。客室の広さは23平米のカジュアルツインですから、狭いと感じるのが普通のホテル。滞在していてそれほど窮屈に感じない、さらにバスルームが広く感じるということは、かなり間取りを考えられているのだと思います。
この時はアラマンダ宮古島とシーブリーズカジュアルをハシゴしたのですが、
個人的には、お財布にも優しいシーブリーズカジュアルで十分!という印象です。
観光したりビーチで遊んで客室にほとんどいないのであれば、高級なホテルに滞在するのはもったいないと考える私です。
またシーブリーズカジュアルの施設内プールは宿泊客が無料で利用でき、プールサイドからすぐ近くのところにシャワーも備わっているため、小さなお子様がいるファミリーでも移動が楽で、パパとママも楽できるのではないかなと思います。
共用施設の設備
車寄せとフロントは2階にあり、ショップ(カップめんやお酒も販売している)はありました。
1階にはプール、シャワーブース、乾燥機付洗濯機、レストランがあります。
プール・シャワーブース・洗濯機はいずれも宿泊者は無料です。
駐車場はホテルの車寄せからすぐ近くにありますが、全170室の大型施設に対して、駐車場の広さが狭いようです。夜外食してホテルに戻ってきたら、車を入れる場所がありませんでした。
この場合、どこに車を停めてよいかわからなかったので、空いているスペースに停めてしまいましたが、次に訪れるときはわかりやすくなっているといいなと思います。
シーブリーズカジュアルの朝食
朝食はレストランでのビュッフェスタイルです。オープンキッチンで明るく開放的なレストランです。
スタッフの方がかなりこまめにビュッフェ台をチェックして、足りないものはすぐに用意してくれます。開業して4日目なのに、慌てていたり、不慣れな様子は全く見受けられず、スタッフの皆さんのレベルがかなり高いと驚きました。
カジュアルなホテルでは、上質なサービスを求めませんが、シーブリーズカジュアルは高級ホテルに負けない丁寧な接客だと思います。
食事はどれもおいしくいただけました。私はこれ、豆乳のフレンチトーストが一番のお気に入りです。
多くの方が同じ気持ちだったようで、つくりたてがビュッフェ台にならぶとあっという間になくなっていました。この写真もビュッフェ台に並んだ時すぐに撮影に行ったのですが、すでに半分しか残っていませんでした。
オープンキッチンですが、オーダーして出来立てをいただくというメニューはなくとも、このようにできたてもの物いただけます。
夕食も希望すれば同じ会場でビュッフェをいただくことができます。チェックインの時に予約すれば問題なくいただけるようでしたが、この時の夕食はシギラリゾート内ではなく、空港の方までくりだしました。その時の夕食については別のページでご紹介します。
一休.com の『 ホテルシーブリーズカジュアル 』の宿泊プランを確認する
シーブリーズカジュアルの夕食
夕食はシーブリーズカジュアル内でも当日予約可能なビュッフェを利用することができます。またシギラリゾート内にあるレストランは無料シャトルバスを利用すれば好きなところに行くことができます。
一番リーズナブルなフードコート(琉球の風屋台村)は、ホテルシーブリーズカジュアル<宮古島>と同じ通り沿い、850mほど離れたところにあります。
シャトルバスを待っていられない時は、ゆっくり歩いていくのもいいですね。
ドライバーがお酒を飲みたいときも、車を置いて出かけましょう。帰りは歩いて帰れる距離だと思います。
シギラリゾート内のフードコート『琉球の風屋台村』でいただく夕食
フードコートにある琉球の風屋台村の夜はこんな雰囲気。結構暗くて風はビュービュー吹いています。宮古島でも11月頃から夜は冷え込んできますので、寒いときのための上着を用意されるといいと思います。
営業時間(ディナータイム)は、17:00~22:00 (21:30ラストオーダー)です。最終のシャトルバスの前にお店が閉店するので、バスに乗り遅れることはなさそうです。
他のお店でいただいたゴーヤチャンプルーと比較したいので、ゴーヤチャンプルー700円は迷わずオーダー。
こちらのゴーヤチャンプルーは、他のお店(3店舗)が美味しすぎて訪問した中では最下位です。他のお店が美味しすぎただけなので、こちらもお勧めですよ!
焼きそばもふつうに美味しいです。メニューでは沖縄風ソース焼きそば750円と書かれていましたが、本州(ないちー)でいただく焼きそばと同じでした。
お食事の時間に三線など生演奏がきけたりします。アジアに旅行に来たような気分になれたのは私だけでしょうか。
冷水・ほうじ茶・緑茶は無料でいただけます。オリオンビールは生ビールが750円、中瓶は850円でいただけます。すごく冷えていて、美味しかった!
その他泡盛はグラス1杯500円から、ソフトドリンクもコーラーなど500円からあります。
読みづらいかもしれませんが、メニューも掲載しておきます。
高級ホテルシギラの近くにあるオシャレなバーNORTH24(シギラバー)
1泊30万のシギラには、なかなか泊まれませんが、NORTH24シギラバーは気軽に訪れることができます。
NORTH24シギラバーのバータイムは17:00~23:00です。シャトルバスの最終が23時前くらいでした。(季節によって変わりますので、チェックイン時にいただくシャトルバス時刻表をご確認ください)
こちらはシギラ公式サイトに掲載されている地図です。01が琉球の風屋台村、23がNORTH24になります。
大人気のシギラ黄金温泉は02になります。
この時は、シャトルバスの時間に合わせて琉球の風屋台村で食事をしてから、NORTH24に向かいました。
最終シャトルバスの3本前にのり、部屋に帰ったのは最終シャトルバスを使いました。
NORTH24に入店したら、お店の方に最終シャトルバスの時間を確認すると良いと思います。カクテルを用意するのもシャトルバスの時間を意識して用意してくれますよ。さすが高級ホテルのバーです。
NORTH24のカクテルは1200円から。チャージがあるのかもしれませんが、この時は泊っていたシギラベイサイドスイートアラマンダでいただいた一休.comダイヤモンド特典のひとつである1000円分のサービスチケットを利用したためか、チャージもかかりませんでした。

そしてさすが高級ホテルのバー。こんな感じのカクテルがいいんですとふわっとしたイメージを伝えるだけで素敵なカクテルが登場します。
さらには、シャトルバスの時間も気にしてくださり、オーダーからカクテルが用意される時間も短く感じました。楽しく談笑されているグループには、そのグループにあったサービスをされているようでした。カップルだけでなく、女子旅やグループで楽しむのにも適したバーです。
おかわりする時間もなく、1杯いただいただけで移動することになってしまったのが残念。
昼間はカフェとして海の景色を楽しめる素敵な場所です。
訪れた時は、貸切利用(おそらく修学旅行生)だったため、ランチは別のところで楽しみましたが、機会があれば訪れてみたいです。
今なら無料で乗れる?ザ シギラリフト オーシャンスカイ
宿泊したシーブリーズカジュアル、アラマンダ宮古島いずれもシギラリフトオーシャンスカイの無料チケットがもらえました。
天気がよかったので、さっそく行ってみましたが景色がよくて気持ちが良い。ゴルフ場の上を飛んでる気分ですね。
ふたりで1シート乗ることができます。こちらが一番低い位置にあるリフト乗り場。駐車場もあります。シギラビーチのすぐ近くです。
こちらがアラマンダと同じ道路沿いにあるリフト乗り場。リフトの最も高い位置にありますので、ここからの景色も素敵です。
(ただし、2017年11月に訪れた時は一部工事現場が見えてしまい、残念でした)
無料チケットを入手できなかった場合に気になる料金ですが・・・
リフトの料金:
往復800円、片道500円(片道を選ぶ場合は、どちらの駐車場に停めるか、よくご検討下さい。)
営業時間:10:00~18:00ただし花火の日は夜21:00まで利用できます。
片道のリフトに乗っている時間は5分ほどでした。
花火の日にリフトに乗れるのはいいですね。私も花火見ながら乗りたかった…
花火の日程は隔週土曜日とありますが、今回のようにシーブリーズが開業した日やニューイヤーなど、イベントがあると日程が変更になります。公式サイトにも2018年の花火スケジュールが掲載されていないため、気になる方は直接お問合せされると良いかと思います。
シギラリゾートの花火スケジュールはこちら(公式サイト)
ザシギラリフトオーシャンスカイの駐車場
シャトルバスは通らないエリアですので、車で向かいました。シギラビーチの近くにリフトがあります。
駐車場はリフトのいちばん高い位置と一番低い位置両方にあります。チケットで1往復できるため、好きな方に車を停めましょう。
こちらのgoogle mapでしめしている位置は、リフトのいちばん高い位置の乗り場(駐車場)になります。
訪れた時は工事中の様子が見えてしまい、ちょっと残念でした。(2017年11月の情報です)
宮古島の楽しみ方
今回は宮古島の北部「島尻漁港」から定期船で行く「大神島(おおがみじま)」に訪れました。
夏はシュノーケルをするのにもよいと言われていますが、実際に島を訪れると歩いているだけで海にいる熱帯魚をみることができるほど海がきれいです。人口が26人ほどの島には自然がいっぱいあふれていました。乗用車はナンバーがなくても走っています。島には2車線の道路も信号機もないので、ゴルフカートと軽自動車(ナンバーなし)が同じ乗り物の扱いです。私道を走っていることになるのでしょうか。
大神島での観光は、島の方にお願いして車でまわるのもよいですし、私のように次の定期船の時間まで気になるところをぶらぶら歩くのもよいと思います。
砂地に目をやるとシオマネキがかさかさと動いて隠れたり、猫や犬が庭を走るように自由にかけまわっていたりと、動物たちもストレスが少なそうです。
携帯電話が通じないかもしれない(失礼?!)と覚悟をしていましたが、docomoは問題ありませんでした。
そんな大神島を訪れた時のムービー(音声なし)を用意したので、参考にしてください。
宮古島のこれから
今回の旅行で聞いた話ですが、今宮古島は海外からの観光客に注目されていて、圧倒的にベッド数が不足しているとのこと。数年の間に民泊も含めた宿泊施設がどんどん増えそうな予感です。
反面、手つかずの宮古島の自然(美しい海)が良いというファンも多いため、大手が進出して宮古島が変わってしまわないか懸念する声も多いようです。
イムギャーマリンガーデンでシュノーケルをした時、ニモなどの熱帯魚がたくさんいた場所があります。それは魚たちが集まっているエリアしかサンゴ礁が残っていなかったからだったようです。悪意があり投げ捨てたわけではないと思いますが、干潮時にはいくつかのごみが浜に打ち上げられていました。魚の気持ちはわかりませんが、ツナ缶がおちていたので、「魚が痛いかもしれない」などと考え、思わず拾ってホテルに持って帰りました。
以前長野県の上高地を訪れた時、ホテルの客室にごみを拾って集めるための袋が用意されていました。上高地の環境を守ろうとする想いが伝わってきたため、早朝散歩をし、いくつかのごみを拾ったことを思い出しました。
宮古島でも、上高地のように環境を守る動きがあってもいいように感じます。今の日本では限られた場所でしか美しい海をみることができません。美しい海を見るために海外に行くのではなく、美しい海を残すことも考えないといけないと思うのでした。
私にもできることを少しずつ・・・ですね。
一休.com の『 ホテルシーブリーズカジュアル 』の宿泊プランを確認する
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