大原三千院の近くにある芹生(せりょう)には、京都駅から地下鉄で国際会館駅まで行き、そこから路線バスで大原まで向かいます。
大原三千院やわらべ地蔵といった観光地の近くにある芹生(せりょう)。昼間は芹生茶屋があり、おでんやおだんごを気軽にいただけるほか、夜は温泉も備わる宿に宿泊することもできます。
訪問したのは3月頃、桜の咲く前の閑散期です。少しさびしげな景色ですね。
11月中旬から下旬にかけて大原は紅葉の時期となります。その頃の景色はもっと華やかで美しいでしょうね。
茶屋のお食事はこのような感じ。
京都おでんは初めていただきました。おいしい。
この芹生茶屋は芹生の宿のスタッフの方がいらっしゃいます。お宿クオリティーの食事ですね!夕食が楽しみです。
芹生をおとずれると、入口で荷物を預け、こちらのレストランひな里に案内されました。
畳の座敷の先にはテラスがあり、池を泳ぐ鯉を見ることもできます。
お着き菓子はこちら。お土産として販売されているお菓子でした。
一息ついたところで、客室に案内されます。大広間のある建物から宿泊棟へ移動します。
今回利用したのはTATAMIツイン梅の間です。23平米のコンパクトな部屋ですが、赤い椅子がアクセントになっており、清潔感もあります。こちらの客室は2016年に改装された比較的新しい部屋です。
枕元にはコンセント。スマホやタブレットの充電に便利です。
23平米の部屋には浴槽はありません。シャワーブースのみとなります。化粧水は大浴場にボトルタイプが用意されていました。
夕食の前に温泉大浴場へ行くことにしました。男湯と女湯の入れ替えはなく、大人が3人も利用すると手狭に感じる広さです。ところが他の宿泊客と一切顔をあわせずにすみ、3回利用した大浴場はすべて貸切状態でした。
芹生の温泉
こちらは内湯です。
温泉について
大原温泉
弱張性弱アルカリ性低温泉(源泉26度)
こちらは露天風呂です。朝晩は少し冷えます。
お風呂のあとはお休み処にある窓から庭を眺めましょう。宿泊棟とは違った景色が楽しめます。鯉も見えますね。
芹生の夕食
八寸
氷魚、新青海苔、みぞれ酢、うるい、貝、ぬた和え、蟹味噌寄せ、サーモン蕪寿司、菜の花辛子和え、花柚子餅、鴨ロース
先付 畑菜辛子和え
向付
三種盛り合わせ、あしらいと土佐醤油
焼物
鰆九条葱味噌焼き、生姜奉書、千社唐(ちしゃとう) 、やまもも
台の物 鰯つみれ鍋
白菜、水菜、豆腐、白ねぎ、金時人参、ささがき牛蒡
炊合せ
梅花蕪、鯛黄金煮、手まり湯葉、うぐいす菜、梅花人参、針柚子
蒸し物
蓮饅頭 海老、百合根、銀杏、蓮根チップス、赤パプリカ、春菊餡かけ
油物
天婦羅盛り合わせ、蟹、鱈、蕾菜(つぼみな)、たらの芽、蕗の薹(ふきのとう)
赤出汁、香の物、白飯
オレンジといちご
こちらのお食事は、京都らしい出汁のきいた食事と大原の美味しい野菜をたくさん味わうことができるのが特徴です。
料理がすごく得意な奥様のいるおうちにお邪魔したような気楽さもよいです。
ごちそうさまでした。
・・・とあいさつをしたら、お夜食をいただきました。
残さずきれいにたいらげてしまうため、食いしん坊であることを知られてしまったようです。
芹生の朝食
あさからおでん。朝おでん。
これはおでんバイキングから取り分けたものです。お替り自由。うれしいですね。
こちらがおでんバイキング。コーヒーもセルフサービスでいただけます。
朝からおいしいものをいただいておなかが満たされました。
ごちそうさまでした。
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