U-MUI(ウムイ)フォレストヴィラ・オキナワ・ヤマダグスクとは
2019年5月1日に開業する『 U-MUI(ウムイ)フォレストヴィラ・オキナワ・ヤマダグスク 』は、プレスリリースで富裕層向けのホテルと紹介されていました。
U-MUIってどうやって読むんだろう、とかどういう意味だろうとか気になりませんでしたか?
公式サイトには次のように紹介されていました。
ネーミング THE MEANING OF U-MUI
沖縄の言葉・うちなーぐちの「ウムイ」(想い)と「ムイ」(森)をかけ、創り出した名前。
「U-MUI(ウムイ)」
山田グスクの麓、空と森に囲まれた自然豊かなこの場所でお客様をお出迎えし、
「自然への想い・食への想い・おもてなしへの想い」をお客様にお届けしたい。
そして、訪れていただいたお客様にも特別な場所と想っていただけるように…そんな想いがこめられています。
U-MUI(ウムイ)フォレストヴィラ・オキナワ・ヤマダグスクの客室
客室は全部で4種類。
一番リーズナブルな客室は「湧 KAA DELUXE SUITE カーデラックススイート」
ROOM SIZE: 124.5平米(62.09平米)
BED TYPE: ツインベッド
露天風呂付
禁煙・Wi-Fi無料
4名定員
間取りがサイトに公開されていました。ラグジュアリーな客室と比べて大きく違うのは、専用プールがないことでしょうか。庭にジャグジーがあり、室内にはシャワールームのみです。雨や台風の時、あと11月から3月ころまでは、ジャグジーを使いづらい環境かもしれません。
ジャグジーからシャワールームまでの動線も気になりますね。引き戸があるので、庭とシャワールームの行き来は便利そうです。

出典:楽天トラベル
室内の様子は、ソファーセットがあるゆったりとくつろげそうな客室です。
完成予想図ですので、はっきりとは言えませんが、景色を楽しむ雰囲気はあまり伝わってきません。
お籠りタイプでしょうか。人目を気にせず、部屋の中でのんびりしたい。という方にはこれくらいの広さがないとリラックスできないでしょうね。
出典:楽天トラベル
それでは一番広い客室「想 U-MUI EXECUTIVE SUITE ウムイエグゼクティブスイート」と比較してみましょう。
ROOM SIZE: 207.71平米(82.15平米)
BED TYPE: ツインベッド
プライベートプール&露天風呂付
禁煙・Wi-Fi無料
5名定員

出典:楽天トラベル
宿泊できる定員は1名増えるのみ。客室は室内だけでおよそ20平米広くなっています。
そのため、庭の露天風呂とプールに加え、室内にも浴室があります。

出典:楽天トラベル
この2部屋の宿泊費の差額は、2名1泊3食付きで比較した場合に、およそ3万円。もしも4人で宿泊する場合の差額は6万円を超えます。
私が予約するなら、一番リーズナブルな「湧 KAA DELUXE SUITE カーデラックススイート」になると思います。
客室のアメニティーはまだ詳しく分かっていません。
館内にある「シミュレーションゴルフ」は有料(1時間5000円(税別))。プールとジムは宿泊者が無料で利用できる施設です。
そして富裕層向けといわれる理由を調べてみました。
- 食事は好きな時にレストランラウンジでいただける
⇒食事の内容によりますが、シティホテルの朝食ビュッフェのような内容で朝の7時から夜中の0時まで好きな時に食事ができる といわれて、普段高級宿で食事をいただいている人は、物足りないのではないかと思います。もしも作りたての料理を用意してくださるのなら、ひとり5万円以下の宿泊費では、先行きを心配してしまいます。 - 一部屋が120平米のとても広い客室
- 全18室ある客室は、18歳未満がいると宿泊できない
- 滞在中はレンタカーを借りることができる(宿泊費にレンタカー代・ガソリン代・保険費用が含まれている)
- 那覇空港から車で片道60分の距離だが、往復無料送迎付き
ホテルは敷地面積9,664平方メートル、延床面積1721.78平方メートル。ヴィラタイプの客室を18室用意し、テラスを含め1室120平方メートルの広々とした造りだ。リビング・プライベートプール・露天風呂を完備したほか、長期滞在に対応できるようキッチンも設置する。施設内のレストランは、朝食や昼食などを時間帯で区切らず、ゲストのニーズで利用できる。沖縄県産食材を使った料理を提供するという。
セドナコーポレーションの安里明代表は、「沖縄の森を満喫できるホテルにしたいと考えている。静かで特別感のある空間にして、チェックインからチェックアウトまで外に出たくないと思ってもらえるような居心地の良さを生み出したい」と述べている。恩納村の大自然に囲まれながら、ゲストが自由な時間を堪能できる空間を提供するという。
恩納村では、2018年8月に「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」が開業し、2019年7月に「ハレクラニ沖縄」が開業予定だ。このほか、沖縄県内では2018年6月に「ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷」が開業した。森トラスト株式会社とヒルトングループは、瀬底島で2020年に約300室のホテルを、2021年に132室のタイムシェア・リゾートを開業予定である。
これらの施設は海沿いに位置し、『U-MUI』のように森の中に佇むホテルは珍しい。ビーチでワイワイ楽しむより、プライベート空間で贅沢な時間を過ごしたいというニーズに応えられそうだ。
沖縄県の調べによると、2017年に沖縄県を訪れた観光客の年代は40~60代が多かった。また、平均泊数は2.75泊だった。『U-MUI』はプライベートプールや露天風呂に加えキッチンもあることから、長期滞在しリラックスしたいゲストにぴったりなホテルになるだろう。ターゲットである50~60代のゲストや欧米の富裕層を取り込むため、どのようなおもてなしをするのか今後も注目していきたい。
こちらの施設で満足できそうな客層は、好きな時に食事ができることを重視する不規則な生活をされている方。食事の時間が決まっていない方。
レイトチェックインで連泊されるような方など、よいと思います。
高級ホテルに泊まっても、レストランの食事を希望される方(1泊5万円以上の場合、お部屋食を希望される方も多いと思います。)
自分が好きな時間に食事ができるのは、ほかの施設では少なく興味深いサービスです。時間を気にせず朝ゆっくりできますし、夜はお酒を楽しむ時間と食事を楽しむ時間を自由に組み合わせられるのもよいと思います。
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