北海道ニセコの『坐忘林(ざぼうりん)』に泊まりました

坐忘林の口コミ

11月くらいから4月くらいまでは、雪の景色が楽しめる北海道。(もちろん地域によりますが)

旅行好きな人に聞くと、北海道の閑散期はスキーができるほど雪の積もっていない11月と、まだ雪がとけきらない4月だといいます。

今はスキーをする人も減っているようで、2月3月も北海道旅行をしやすい時期になっていますが、数多くある北海道の施設で、温泉と魚介類以外の楽しみがある宿がありましたのでご紹介します。

坐忘林とは

北海道のニセコにある15室の客室が備わる旅館です。旅館といっていいのか悩む雰囲気の施設ですが、ホテルとは確実に異なります。

この雰囲気は、新潟県の里山十帖に似ていると個人的に思いました。里山十帖が好きな方は一度いかがですか?

宿の送迎は最寄りのJR倶知安駅ですので、飛行機で行かれる場合は新千歳空港からレンタカーがおすすめです。北海道の道をビューっとドライブするのは気持ちが良いです。

新千歳空港からは車でおよそ2時間ほど。JRを利用される方は札幌駅からおよそ2時間くらいかかります。

坐忘林のパブリックスペース

坐忘林のパブリックスペース

カウンターは、夜はバーですが、チェックインの手続きをする場所でもあります。左手に見えるのはラウンジのシェルフ。おしゃれです。

坐忘林の共有スペース

まるでギャラリーのような館内。チェックイン時のお着き菓子をいただくカウンターからは、羊蹄山(ようていざん)が見えました。(宿泊する客室によっては同じような景色を楽しめます)

坐忘林のパブリックスペース

こちらはライブラリー。4月に宿泊しましたが、まだ肌寒い季節。夜になると暖炉に薪がくべられ、ぱちぱちと音が鳴る中、ゆっくりと自分たちの時間を楽しむことができます。

坐忘林のお着き菓子

ライブラリーなど見とれていたら、係の方がお茶を点てていました。お着き菓子の準備をしてくださっているのです。

坐忘林のお着き菓子

右手の干菓子は、泊まる部屋のマーク(雪の結晶の名前にちなんだ模様)があしらわれています。

徹底していますね!

素敵なライブラリーがあったのに、1泊で時間が足りずライブラリーで過ごす時間はありませんでした。お子様向けの本も用意されていました。

坐忘林のライブラリー

客室もパブリックスペースも素敵なのでゆっくりしたかったのですが、客室も客室露天風呂も素敵すぎて、パブリックスペースにいる時間がほとんどとれなかったのが残念。1泊では時間が足りないのかもしれません。

坐忘林の客室

坐忘林の客室

和室・和室 畳の次の間付き・洋室・洋室 畳の次の間付きの4種類の部屋がありますが、すべて趣が異なります。

風景も白樺の美しい木々に囲まれた、花園牧場や羊蹄山を望む客室とアンヌプリやワイスホルンを遠景に、林の見える落ち着いた景色の見える客室があります。

利用したときは、アンヌプリやワイスホルンが見える客室でしたが、ご覧の通り雪景色。目の前の林とその木をつつくキツツキのドラミングがBGMというなんとも贅沢な時間を過ごせました。

坐忘林の客室露天風呂

客室の露天風呂はかけ流し。冬季は凍結してしまうため、利用できませんでしたが、客室に打たせ湯もあります。

寒がりの私は温泉に入りながら、外の景色を楽しんでいました。外は寒いのでのぼせないのですが、血圧が高い方は、お風呂に入る前に裸で歩く時の外気と温泉の温度差があるので、注意してくださいね。(屋根はありますが、壁のない露天風呂です)

坐忘林の客室

客室にはこのように素敵なテラスもあります。ここでもゆっくりしたかったけれど、雪の解けてないニセコは寒いっ。

全15室の坐忘林の客室には、それぞれの異なる雪の結晶の名前がつけられています。そして家紋のようにシンボリックな模様が、ルームキーや部屋の入口の目印としてあしらわれています。

とてもおしゃれだなーと感心していたら、オーナーは英国人で写真家とのこと。なるほど、ほかの国内の宿泊施設(特に温泉旅館)とは異なる雰囲気があるのは、そのためなのでしょう。

日本の詫び寂びが好きだというオーナーは、例えば客室にこのような手洗いを備えています。どれが手洗いかわかりますか?

坐忘林の客室

左手に細長い棒が見えますが、この細い管から手洗いの水が出てくるのです。しかもわざと錆がついている状態にしています。

芸術的であり、遊び心もありますね。

坐忘林の客室

こちらは客室のリビング。オーナーの撮影した写真がさりげなく飾られています。このセンスの良さ、オーナーは、日本人では気づかない日本らしさをよく理解されていると思います。

坐忘林の夕食

坐忘林の夕食

こちらは坐忘林の夕食でいただいた椀物。美しく盛り付けられた大根は、白樺大根とお品書きにありました。蟹しんじょうの白さと大根の白さ、そしてすまし汁の透明度が仕事の丁寧さをうかがわせます。本当においしく印象的な食事でした。

坐忘林の夕食

こちらも芸術的な一品。桜鱒の皮の間に春菜があります。桜鱒の皮をぱりぱり食べて楽しめます。そして白く長いのはカブです。こちらもポリポリといただきました。上品な味付けで素材の味を楽しめます。

坐忘林の夕食

お造りの中でも際立って立派なボタン海老。ぷりぷりで大変おいしい一品。もったいないから殻もいただきたいとリクエストしたら・・・

坐忘林の夕食

揚げてくださいました!カリカリで美味しい。盛り付けも美しい…

私のように食いしん坊の方がいたら、勇気を出して頼んでみてください。『この殻もいただきたいので調理していただけませんか?』って。

お料理がおいしい宿は、たいていこのリクエストを受け入れてくださいます。

坐忘林の食事処

こちらは坐忘林の食事処。個室になっていますが、周りの席からは楽しそうな声が聞こえてきました。景色を楽しみながら、ちょっぴりプライベート感もある環境は、自分たちのペースでおいしく食事をいただくのにちょうどよいのです。

坐忘林近くのゴルフ場

坐忘林から車で7分の距離にゴルフ場がありました。ゴルフと坐忘林の温泉と食事。豪華な組み合わせです。

坐忘林で過ごすのなら、ゴルフをされない奥様も大満足では?!

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